作家を目指す原点
暫く出展がお休みなので
ゆとりができました。
なので、羊毛フェルトを初めて
ちょうどまる4年になったこともあり
これまでの事を振り返ってみようと思います。
自分の原点を思い起こし
原点に戻って
初心に返り
新たな気持ちで
羊毛フェルトの作品を作るために・・・
ちょうど5年前。
ハンドメイドの趣味を仕事にしようと
初めて一人で出展した時のマイブース。
6月末の秋葉原です。

お子ちゃまの工作みたいな作品の並ぶ
ド素人の私のブース。
一人浮いていました。
この頃は作りたいものはいっぱいあったものの
何をメインにした物を作って販売しようか
試行錯誤してました。
ビーズアクセサリー?
編み物?
ぬいぐるみ?
アートフラワー?
人形?
スイーツモチーフの雑貨?
すごく悩んでいました。
そして1年ほどあれこれ考えた末
羊毛フェルトを始めてみました。
そして羊毛フェルトの作品を
初めてブースに並べて出展したのが
4年前の10月末。
その時の出展会場は
今では開催されなくなりましたが
東京オペラシティでした。

ご覧の通りまだ羊毛フェルトの作品は少なく
シートフェルトで作ったスイーツや
ペットボトルの蓋で作ったミニフラワーが
多く並んでいたので
羊毛フェルトの作品は全く売れませんでした。
そしてその一か月後に
高円寺てづくり市に出展した時に
羊毛フェルトの作品がようやく3個も売れたのです!
ボケボケの画像ですみません!

手応えを感じて
羊毛フェルトの作品に絞り込んで
羊毛フェルト作家を目指そうと
心が決まった出展でした。
ところが
この2日後に
思いもよらない悲しい日を迎える事になったのです。
1年ほど前に私の3歳年上の姉が
癌を患い手術をしたのですが
経過もよく回復して退院し元気になったのですが
この年の夏に再び入院。
お見舞いに行った時は
抗ガン剤の影響で帽子を被っていましたが
元気だったので安心していました。
その後退院できたとの知らせにホッとしていました。
夏も家族で出かけたりしていたので
回復したものと思っていたのですが11月に再び入院の知らせが。
お見舞いに行こうと思いつつも
出展の準備で作品制作に忙しく
あと回しにしていました。
メールでちょこちょこやりとりもしてたので
元気にしてるものと思っていたのですが
突然容態が悪化したと母の所に病院から連絡が入ったのです。
そして知らせを聞いて
すぐに病院に駆けつけねばと思いつつ
自分の体調も良くなくて
とりあえず落ち着いたようなので
翌日にいく事にしました。
しかし
回復する事なくその晩に亡くなってしまいました。
余りにも突然な別れで
何でもっとたくさんお見舞いに
行ってあげなかったんだろうと
すごく悔やまれて
作品作りに追われていた自分を責め
姉に、なにもする事ができず
作品作りをやめる事が姉へのお詫びなのだと
考えてみたり
いろいろな思いが駆け巡り
しばらく何も手につかない状態でした。
姉が発病するまでは
私の方があちこち病んでいたので
姉は私の身体の事を良く気遣ってくれました。
そして私のやってる事も
応援してくれました。
そんな姉の事を思い出していると
「いつまでもメソメソしてないで
せっかく自分の好きな事が見つかったんだから
頑張って続けていきなよ!」
って、
きっとそう言ってると
感じました。
「そうだよね。
ありがとう。
やめないで続けていかないと
いけないね。
そうする事が
お姉さんも嬉しいんだよね。」
と、自分に、そう言い聞かせ
その瞬間から我に返ったように
再び制作と出展を再開しました。
そして、
12月に弱気になってキャンセルしようと思っていた
下北沢での出展に望みました。

↑こんなブースでしたが
今まで見向きもされなかった
シートフェルトで作ったスイーツの小物入れをはじめ
羊毛フェルトの作品も5つも売れて
最高の売り上げとなりました。
そして
この下北沢出展で自信がついて
私の羊毛フェルト作家を目指す日々が
本格的に開始されたのです。
ふぁ〜〜〜〜
かなり長くなってしまいましたが
最後まで読んでくださり
大変ありがとうございました。
この4年間、続けてくることができたのも
この姉との事が今振り返ると
支えと励みの一つになってきるもので
プライベートなことですが綴らせて頂きました。
ゆとりができました。
なので、羊毛フェルトを初めて
ちょうどまる4年になったこともあり
これまでの事を振り返ってみようと思います。
自分の原点を思い起こし
原点に戻って
初心に返り
新たな気持ちで
羊毛フェルトの作品を作るために・・・
ちょうど5年前。
ハンドメイドの趣味を仕事にしようと
初めて一人で出展した時のマイブース。
6月末の秋葉原です。

お子ちゃまの工作みたいな作品の並ぶ
ド素人の私のブース。
一人浮いていました。
この頃は作りたいものはいっぱいあったものの
何をメインにした物を作って販売しようか
試行錯誤してました。
ビーズアクセサリー?
編み物?
ぬいぐるみ?
アートフラワー?
人形?
スイーツモチーフの雑貨?
すごく悩んでいました。
そして1年ほどあれこれ考えた末
羊毛フェルトを始めてみました。
そして羊毛フェルトの作品を
初めてブースに並べて出展したのが
4年前の10月末。
その時の出展会場は
今では開催されなくなりましたが
東京オペラシティでした。

ご覧の通りまだ羊毛フェルトの作品は少なく
シートフェルトで作ったスイーツや
ペットボトルの蓋で作ったミニフラワーが
多く並んでいたので
羊毛フェルトの作品は全く売れませんでした。
そしてその一か月後に
高円寺てづくり市に出展した時に
羊毛フェルトの作品がようやく3個も売れたのです!
ボケボケの画像ですみません!

手応えを感じて
羊毛フェルトの作品に絞り込んで
羊毛フェルト作家を目指そうと
心が決まった出展でした。
ところが
この2日後に
思いもよらない悲しい日を迎える事になったのです。
1年ほど前に私の3歳年上の姉が
癌を患い手術をしたのですが
経過もよく回復して退院し元気になったのですが
この年の夏に再び入院。
お見舞いに行った時は
抗ガン剤の影響で帽子を被っていましたが
元気だったので安心していました。
その後退院できたとの知らせにホッとしていました。
夏も家族で出かけたりしていたので
回復したものと思っていたのですが11月に再び入院の知らせが。
お見舞いに行こうと思いつつも
出展の準備で作品制作に忙しく
あと回しにしていました。
メールでちょこちょこやりとりもしてたので
元気にしてるものと思っていたのですが
突然容態が悪化したと母の所に病院から連絡が入ったのです。
そして知らせを聞いて
すぐに病院に駆けつけねばと思いつつ
自分の体調も良くなくて
とりあえず落ち着いたようなので
翌日にいく事にしました。
しかし
回復する事なくその晩に亡くなってしまいました。
余りにも突然な別れで
何でもっとたくさんお見舞いに
行ってあげなかったんだろうと
すごく悔やまれて
作品作りに追われていた自分を責め
姉に、なにもする事ができず
作品作りをやめる事が姉へのお詫びなのだと
考えてみたり
いろいろな思いが駆け巡り
しばらく何も手につかない状態でした。
姉が発病するまでは
私の方があちこち病んでいたので
姉は私の身体の事を良く気遣ってくれました。
そして私のやってる事も
応援してくれました。
そんな姉の事を思い出していると
「いつまでもメソメソしてないで
せっかく自分の好きな事が見つかったんだから
頑張って続けていきなよ!」
って、
きっとそう言ってると
感じました。
「そうだよね。
ありがとう。
やめないで続けていかないと
いけないね。
そうする事が
お姉さんも嬉しいんだよね。」
と、自分に、そう言い聞かせ
その瞬間から我に返ったように
再び制作と出展を再開しました。
そして、
12月に弱気になってキャンセルしようと思っていた
下北沢での出展に望みました。

↑こんなブースでしたが
今まで見向きもされなかった
シートフェルトで作ったスイーツの小物入れをはじめ
羊毛フェルトの作品も5つも売れて
最高の売り上げとなりました。
そして
この下北沢出展で自信がついて
私の羊毛フェルト作家を目指す日々が
本格的に開始されたのです。
ふぁ〜〜〜〜
かなり長くなってしまいましたが
最後まで読んでくださり
大変ありがとうございました。
この4年間、続けてくることができたのも
この姉との事が今振り返ると
支えと励みの一つになってきるもので
プライベートなことですが綴らせて頂きました。